インテリアカラーの基本がわかる色相環
部屋の印象も居心地も左右するインテリアのカラーコーディネート。冒険をしなければ無難になってしまったり、逆にチャレンジしたらちぐはぐになってしまったり、難しいですよね。
そんなカラーコーディネートについて、わかりやすく基本から解説。トーン、配色、アクセントカラーやアソートカラーについても、具体的な実例も交えながら説明します。
色相環がわかれば、色の関係がよくわかる。
配色もアクセントカラーもここから始まる色相環
いろいろな色相が存在する中で最も彩度が高く、鮮やかな色を(黒やグレー、白が混ざらない最もピュアな「純色」)を順にリング状に並べたものを色相環といい、色の基本として扱われます。
この色相環を「侮ることなかれ」というほど、意外と知っていると便利な色の基本知識です。どのように色のコーディネートで活用するかというと、例えばちょうど「反対側にある色同士が補色の関係にある」といい、お互いの色を目立たせる効果があります。
そう、この色の関係性を知っていると、インテリアで自分の好きな色をうまく目立たせるための配色もわかってきますよね。
色による部屋の印象を左右するのが「トーン」
明度と彩度を組み合わせたものがトーン
色によるお部屋の印象を査収する明度と彩度。まず、明度とは色の明るさのことで、白に近ければ明度が高く、黒に近ければ明度が低くなります。
次に彩度とは、色の鮮やかさを示すもので、彩度が高くはっきりしているものほど派手に見え、彩度が低いものほど地味な印象となります。(左図では縦軸が明度になります。)
部屋のインテリアコーディネートをする際に、ベースカラーとアソートカラー、アクセントカラーを選ぶ際に、どのトーンの強さで、どこをベースにして、どこにアクセントをもっていくのかということ考えるため、次のステップではインテリアの実例付で配色(色の組み合わせ)を考えます。
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