インテリア部屋のカラーの組み合わせルール
色が与える印象がどのようなものか理解できたら、今度はその組み合わせルールをチェックしましょう。カラーの組み合わせを間違えてしまうと、違和感があり居心地の悪いお部屋になってしまいます。心地よい空間を実現するためには、どのような色を組み合わせ、どのような配分にするかを知ることで、きっとあなたのお部屋のオシャレ度も完成度も高まります。
色相とトーンの組み合わせルール
類似色の組み合わせ
赤とオレンジ、赤とピンク、紺とブルーといった類似色の組み合わせは、失敗が少なく初心者の方にお勧めです。ただ、色の配分にメリハリをつけないと、どちらがポイントのアクセントなのか分からなくなってしまいます。そこで、基本的には、床やラグ、カーテンには薄い色を多く用いて、濃い色をクッションや家具のフレームに用いるようにすると、メリハリのついた部屋にすることが可能です。
つまり、使用面積に差をつけて強弱をつけるとコーディネートしやすくなります。
反対色相の組み合わせ
緑と紫、オレンジと青、のように色相環で反対側にある色相を組み合わせることで、鮮やかなコントラストが生まれます。ただ、色の分量を間違えたりすると、個性がぶつかり合って、心地悪い空間になる危険性もあります。
基本的には、どちらかの色をベースにするようすること、またトーンを統一することによってまとまりやすくなります。
※トーンを統一することがポイントです!
同じ色相で異なるトーンの組み合わせ
同系色を用いて、トーンでコントラストをつけていくお部屋のカラーコーディネートパターン。この組み合わせは、同系色を複数入れても色の数が多いと感じることがなく、すっきりとまとめることが可能です。
なお、メリハリをつけるには、明度と彩度が高い色をアクセントカラーに用い、ベースには明度と再度が低い色を使うとよいでしょう。
トーンも色相も変えた組み合わせ
超上級者向けインテリアのカラーコーディネートです。色相もトーンも変えることで、個性的で斬新な印象を持たせることが可能です。一方で、センスによるところが大きいのも事実です。
上級者ではないけれど、挑戦したい!という方は、まずラグやクッションで実験しながら、慣れてきたら徐々に面積の大きいソファやカーテンなどでカラーを変更していくようにしましょう。
記事一覧