部屋コーディネート部屋レイアウト例リビングダイニングの家具配置の基本:導線の考え方

リビングの家具配置の基本:導線の考え方

狭いリビングの家具配置のコツ

リビングダイニングの家具配置の基本:導線に気を配る

左図は家具配置の失敗例。ついつい家具を壁に寄せてスペースを広く取ろうとしまいがちですが、実はそれが失敗のもと。壁にくっつけてしまうことで、ダイニングからリビングにかけての主要な生活導線がつぶれてしまい、日々の行動が窮屈に感じられます。

この時大切なことが、「ぐるっと回る」、「体を半身にして通る」といった動作を少しでも減らしていけるようにすることです。特に狭いリビングやダイニングの場合、広く見せようとスペースを確保しようと、家具を壁に寄せて配置してしまうことがよくあります。そうなると、逆に導線が確保できなくなりストレスの原因になりますので、導線をしっかりと確保することを念頭に入れて、ダイニングセットやソファを配置するようにしましょう。

解決方法としては右のレイアウト例のように、思い切ってお部屋の中心にダイニングテーブルを配置し、ソファは奥の壁に寄せ、テレビボードを和室との境に設置します。こうすることで、導線がしっかりと確保でき、複数人でリビングダイニングを共有していてもストレスなく生活することができる家具配置となります。

 

また、論点は変わりますが、上図のレイアウトの場合、家族構成が2名であれば、ダイニングは2名掛けにすべきでしょう。コーディネートををしていると、たまにくるお客様のためにダイニングを大きめにしておきたいという方が多くいらっしゃいます。

しかし、年に何回かしか来ないお客様のために毎日の生活でストレスを溜めていては本末転倒です。

 

来客時に備えるのであれば、リビング側に人が集まれるような折り畳み式の収納テーブルを置くなどの選択肢が良いでしょう。どうしても広めのダイニングテーブルが必要という場合には、天板が広がるタイプのダイニングテーブルを用意するのも選択肢です。このエクステンションテーブルであれば通常のコンパクトに配置することができ、通常の生活を圧迫することはありません。ただし、エクステンションテーブルは壊れやすく使いにくいのが常。またデザインもそれほど穂オフではありません。そのあたりは我慢して前提に購入するようにしましょう。なお、呼びのダイニングチェアは重ねることのできるスツールをお勧めします。

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家具配置の基本とレイアウトに必要なスペース

家具配置の基本:リビングダイニングの導線

家具配置の基本:ベランダへの導線

家具配置の基本:テレビの向き

テレビとソファの距離

リビングの家具配置

ダイニングの家具配置

各部屋のタイプ別にレイアウト例をカテゴライズしています。それぞれ複数パターンのレイアウト例を掲載していますので参考になさってください。

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