8畳〜10畳の家具配置の基本:ベランダへの導線を確保する。
- 家具配置の基本:リビングダイニングの導線
- 家具配置の基本:ベランダへの導線(現在のページ)
- LDの家具配置によるゾーニングとテレビの向き
ベランダへの導線は、ダイニングのサイズと配置の向きが鍵
上のレイアウト例の図のように、ちょっと向きを変えただけでゆとりを持った導線の確保が可能です。
ダイニングとリビングを仕切りたい場合にベランダなどへ出られる導線を意識するようにすると、使い勝手が良くなります。実はこの時、ダイニングテーブルのサイズと奥向きがポイント。
ダイニングチェアは、座っている人がいることを前提にしたスペースの確保が必要です。狭いリビングダイニングの場合、4人掛けのダイニングテーブルは、幅120〜135cm、奥行き80cm程度に収めるようにしましょう。もし、家族構成が二人暮らしであれば、80cm角程度が望ましいでしょう。
特に狭いダイニングの場合には、食事ができる場所の確保に考えが集中してしまい、ダイニングからリビング、リビングからベランダへのそれぞれの導線を忘れてしまいがちです。洗濯物を干したりすることも日常的に発生する作業ですので、そういった食事以外の日常作業についても、どのようなことをチェックしておくべきか、リストしておくとよいでしょう。