8畳〜10畳の家具配置:テレビの向きに気を付ける
- 家具配置の基本:リビングダイニングの導線
- 家具配置の基本:ベランダへの導線
- LDの家具配置によるゾーニングとテレビの向き(現在のページ)
テレビを見る時に、外光が気にならないようにする
上のレイアウト例では、窓の前にテレビを持ってきていますが、部屋の角にテレビを置く場合にも共通した課題です。
ダイニングとリビングを仕切りたい場合に、ソファの対向面となる窓側にテレビを無理に持ってくると、外光によっていテレビが見づらい環境になります。
8畳〜10畳くらいのリビングダイニングの場合には、テレビを壁側における場合には、なるべく窓から離し、窓と直角の向きにテレビを配置するようにした方が良いでしょう。
また、テレビの配置とは論点が変わりますが、ソファでゾーニングをしたい(リビングとダイニングを切り分けたい)というニーズをよく伺います。ただし、8〜10畳くらいのお部屋でゾーニングをしてしまうと、リビングに入るために無理に回り込む必要が出てきます。もちろんソファの背面がLDの入口から見て見えるため、さらに圧迫感も強まります。
この観点からもできるだけ8〜10畳くらいのお部屋ではソファなどでゾーニングをすることは避けるようにしましょう。お部屋の形状にもよりますが、仮にソファーでゾーニングをする場合には、最低14〜16畳くらいの広さから実施することを推奨します。